悲しくて
泣きたいのに
泣けずにいた。
止めているわけでも
避けているわけでも
なかった。
「紙に溜めている言葉をかいて
フライパンに燃やしてすてるのよ」
教わった通りに
今日はやってみた。
だから何?
だからなんなの?
裸足になって
べたサンダルを履いて
緑の中に向かう19時半。
悲しいを高めて
携帯電話に、彼女のメッセージが届いた。
思いやってくれていて
泣きツボなのに
泣けない
それどころか
抱きしめてくる存在がいる
妄想もいい加減にしろとおもっても
広い公園の中で
私の背中と両腕を優しく包む
おかしいと彼女にメッセージを書きながら
泣きたくて泣かせないその存在に
感謝が湧き出して
ただただ
ただただ
暖かい涙が溢れてきた
悲しくて泣けないのに
嬉しくてなけるなんて
最高じゃないか
そんなタイミングでメッセージをくれるひとは
キーなんだろう。
「もう過去に酔うことはできないんだよ。あのエネルギーに触れたら」
「楽しい月だね」
「彼は嫌われても今世の課題をわかって あなたの前にきて
引き受けてくれたんだよ。演じてくれたんだよ。」
学ぶべきは
信じること。
人だけではない
命というものを。
気づくまで
痛めつけられてくれたあなたに
どうか
幸せを。
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