景色

あなたは、光を浴びて

わたしは、永遠を見て


重なってひとつになれるなら、

これが幸せというのだろう


一人の旅窓越えて

恐れと時を終わらせ


飛び越えて見知らぬ世界へと

やっと、着地しかけ


秋の風がふわり

二人の髪をなでたら


時の間

息を殺して

確かな

愛しいキスを


朝の匂いふわり

交じらせた指の隙間


時の間

頬触れ合って

優しく

静かに眠ろう

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